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モウリーニョ監督、渦中のスターリング去就騒動に言及
移籍を望む選手の慰留はすべきでないと持論を展開
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、リバプールのイングランド代表MFラヒーム・スターリングの去就騒動について持論を展開している。英メディア「スカイ・スポーツ」が報じている。
リバプールのエースに君臨するスターリングは、2017 年に契約満了を迎える。だが、クラブの契約延長オファーを2度固辞した挙句、クラブの許可を得ずにBBCスポーツのインタビューに出演。契約交渉や金額について明らかにし、アーセナル移籍の可能性に関して「本当に嬉しい」と語るに及び、移籍騒動に拍車がかかっていた。
4日に行われるストーク・シティ戦の試合前のインタビューで、モウリーニョ監督は、渦中となっているスターリングの移籍騒動について口を開いた。
「はっきりしているのは、私は、監督やクラブのためにプレーしない選手を好まないということだ。すべての選手には価格があるのが事実だ。個人的にそれが重要なものであるとは思わないがね」
「例として、エディン・アザールの話をしようじゃないか。既に新たな契約を結んだので、彼の話はできるからね。私は彼に、チェルシーから移籍したいのか? なんて問いただすことはしない。だが、もし私と働きたくないというならば、もしチェルシーでのプレーを望んでいなかったら、アザールをどうするべきか? 私は彼を売る事で手にする対価を選ぶことになるだろう」
モウリーニョ監督は「エディン・アザールはプレミアリーグのベストプレイヤーだから、最高の例となる」と付け加え、最後に自身の選手に対する考え方について触れた。
「何があっても選手を留まらせたいという監督やクラブの哲学は理解できる。だが、どんなことがあっても売りに出さない、選手は残すというクラブもあるけれど、私の哲学はそれよりも優れているとは言わない。だが、違うとだけ言っておくよ」
首位を独走する指揮官は、移籍を望む選手を無理やり慰留するのは、自身の哲学ではないと断言し、インタビューを締めくくった。