ストイチコフを輩出したブルガリア名門の悲劇 給料未払いで守護神が親に借金

選手の給料未払いなどの危機的状況

 ブルガリアの名門CSKAソフィアのGKマクシムス・ウバレンコはクラブからの給料が未払いで両親から借金せざるを得ない窮状を明かしている。英国営放送「BBC」が報じている。
 かつてバロンドールを獲得した元ブルガリア代表FWフリスト・ストイチコフ氏ら名手を輩出した名門クラブは、負債によってリーグ追放危機に直面している。現在、クラブはファンに資金援助を要請するほどの危機的状況に陥っている。ラトビア人守護神はこう語った。
「私はまだ給料を受け取っていない。家賃を払うために両親からお金を借りなければいけな い状況だ」
 CSKAソフィアは、ブルガリア国内リーグで31度の優勝を誇り、UEFAチャンピオンズカップ(UEFAチャンピオンズリーグの前身)では1967年にベスト4に進出している。だが、その名門は、2006年から経営難に陥っている。現在1部2位と選手は奮闘しているが、ウバレンコは「CSKAで直面している最大の問題は資金難だ。私の妻は身ごもっているが、お金がなければ、ここに留まることはできない」と嘆いている。
 現在、欧州ではプレミアリーグやブンデスリーガなど経済的に安定し、資金的に恵まれたリーグは、欧州で競争力を高めている。だが、その一方でイタリアなどのリーグでは、給料の未払い問題が深刻化するケースが増えている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文  text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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