名ドリブラー・ギグス、誕生日にジダンら名手の賛辞「彼がフランス人だったら私はベンチ」

ギグスが29日に44歳の誕生日、CL公式インスタグラムが祝福メッセージと動画を投稿

 マンチェスター・ユナイテッドで一時代を築き、ウェールズ代表の顔としても活躍したライアン・ギグス氏が、現地時間11月29日に44歳の誕生日を迎えた。名ドリブラーのメモリアルデーを受け、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)がインスタグラム上に祝福のメッセージと動画を投稿し、改めてその偉大さを示している。

 ギグスは17歳で名門ユナイテッドのトップチームデビューを果たした。俊足を生かしたドリブルと精度の高い左足のキックを武器に、25年に渡ってユナイテッド一筋を貫き、633試合出場のプレミアリーグ記録(当時)を樹立。1998-99シーズンにはプレミアリーグ、FAカップ、CL優勝とトレブル(三冠)を達成するなど一時代を築いた。2014年5月に現役引退。同年から古巣のコーチを務めていたが、16年7月にユース時代から29年間携わってきたクラブを離れる決断をしていた。

 最近では、エバーソンやレスターの監督解任時には新監督の候補にも名前が挙がっていたレジェンドは、29日に44歳の誕生日を迎えたが、CL公式インスタグラムが祝福のメッセージと現役時代のプレー動画を公開した。

「Happy birthday」という一言が添えられた動画では、ギグスに関する名手たちの称賛コメントを紹介している。現在、レアル・マドリードを率いる元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン監督が「もしギグスがフランス人だったら、私はベンチだっただろう」と最大限の賛辞を送れば、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロは「二人の選手だけが私を泣かせた。マラドーナとギグスだ」とアルゼンチンの偉大な英雄と同列に位置付けた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング