ウーデゴールがノルウェー代表で欧州選手権予選にフル出場もチームは大敗

惜しいミドルシュートも

 ノルウェー代表のFWマルティン・ウーデゴールは28日、欧州選手権予選H組の敵地クロアチア戦で先発フル出場を果たした。惜しいシュートを放つなど奮闘したが、試合は1-5で敗れた。
 レアル・マドリードのウーデゴールは背番号「11」を背負い、4-4-1-1システムの1トップを務めた。世界で大きな注目を集める16歳の神童の見せ場は、後半40分に訪れた。中盤でノーリッジMFアレクサンダー・テッティーとセルティックMFステファン・ヨハンセンの連係からチャンスが生まれた。ウーデゴールはペナルティーエリア外からミドルシュートを放ったが、相手GKにセーブされてしまった。
 試 合はレアル・マドリードMFルカ・モドリッチと、バルセロナMFイバン・ラキティッチというクロアチアの2人の名手が中盤を制圧。後半29分、ロコモティブ・モスクワDFベドラン・チョルルカが2枚目の警告を受けて退場となったが、自力の差で数的不利を乗り切った。クロアチアは2万人の観衆を前に圧勝でH組首位の座を守った。
 UEFAの公式サイトによると、ラキティッチは試合後、「改善の余地はまだあるが、全ては正しい方向に向かっている」と語っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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