規律違反のオーバメヤンが処分に不満 “遅刻”認めるも出場停止は「理解できない」

独紙がオーバメヤンの主張を紹介

 ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは規律違反を理由に、17日のシュツットガルト戦でチームから出場停止処分を言い渡された。だが、世界有数の韋駄天ストライカーは、チームの処分に不満をもらしている。ドイツ紙「ビルト」が報じた。

 ドルトムント公式ツイッターでは、シュツットガルト戦前日に「オーバメヤンは規律面の理由から明日の試合のメンバーから外れました」と発表していた。

「ミラン旅行の後なら、出場停止処分も罰金も理解できる。なぜならクラブのルールを破ったのだから。しかし、今回は理解できない。僕は遅れたくなかったからだ」

 オーバメヤンはクラブの処分に異論を唱えているという。オーバメヤンは昨年11月に、トーマス・トゥヘル前監督の許可なくミラノ旅行を強行したことで、UEFAチャンピオンズリーグのスポルティング・リスボン戦で出場停止処分を言い渡されていた。当時の処分には納得がいっても、今回のペナルティーは受け入れ難いという。

 オーバメヤンはシュツットガルト遠征の出発時間を勘違いしており、午後2時集合のところを2時半に到着。頻繁な遅刻癖から、同僚はペーター・ボス監督に不満を伝えていたという。

 オーバメヤンを欠いたチームは、シュツットガルト相手に手痛いミスを犯し1-2と敗戦。痛恨の3連敗を喫してしまった。抜群の決定力を誇るオーバメヤンはチームの裁定に不満を募らせており、ボス監督にとっては新たな頭痛の種となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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