完敗嘆くハリル「ブラジルを見て驚いてしまった」 試合直後にピッチ上で緊急ミーティング

なす術なく3失点「残念な前半だったと思う」

「残念な前半だったと思う。ブラジルを見て驚いてしまった」と、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は現地時間10日に行われた国際親善試合ブラジル戦で1-3と敗れた直後のインタビューで、序盤の失点を悔やんだ。

 試合は前半10分でVARによる判定で与えたPKをFWネイマールに決められて先制を許すと、その7分後にはDFマルセロの豪快な右足ミドルを叩き込まれた。そして同36分にはFWガブリエル・ジェズスに決定的な3点目と、前半45分間は全くなす術がなかった。それを象徴したのが指揮官の冒頭の言葉だ。失点シーンでは吉田のファウルがPKを招き、2失点目もMF井手口陽介のクリアが小さくなったところを狙われた。

「我々がブラジルにチャンスを与えたような形があり、そこをブラジルが突いた」

 ハリルホジッチ監督はこのように厳しく評した。ただし、後半に入ってからは前線からのプレスが徐々に機能。CKからDF槙野智章のヘディングシュートが決まり、一矢を報いる形となった。

「後半を見れば、私たちも勇気づけられた。後半だけ見れば私たちが勝った。そう見られる。たくさんのことが見られるゲームになった。改善できるところはまだまだある」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング