Cロナウドの得点後のジェスチャーが波紋 出場停止処分も

 クラシコでの同点弾後に見せたパフォーマンスが問題に? 英メディアが報じる

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが22日にアウェーで行われたバルセロナとのクラシコで一時同点に追いつくゴールを決めた後のジェスチャーが問題視され、出場停止などの処分を科される可能性が浮上している。英BBCが報じている。

 ロナウドは前半31分に華麗な連携から同点弾を決めた。クロアチア代表MFルカ・モドリッチの縦パスをフランス代表FWカリム・ベンゼマがダイレクトのヒールパスで中央のスペースに流す。ここにCR7がスライディングをしながら右足を伸ばしゴールを決めた。

 喜ぶロナウドはゴール裏のバルササポーターを指差した後、落ち着けとばかりに、両手のひらを何度も下げるジェスチャーを見せていた。

 昨年11月30日のデポルティボ・ラコルーニャ対アトレチコ・マドリード戦前に、両チームのサポーターが衝突し、43歳のデポルテイボの男性サポーターが死亡した事件が起きていたために、挑発行為は懲罰の対象となる。

「我々は選手による挑発的なジェスチャーや行為は聴衆の暴力行為の原因となるので、注意深くならなければいけない。それは罰金から出場停止まで制裁の対象となる。我々は調査することになる」

 スペインリーグ会長のハビエル・テバス氏はこう語っている。この試合は1-2で敗れ、首位バルセロナとの勝ち点差は4に広がった。この試合後、クラブハウスから引き上げるウェールズ代表FWギャレス・ベイルの自家用車がサポーターに襲撃されるなど、敗戦は大きな波紋を呼んでいた。

 ロナウドが出場停止処分となれば、バルサを追走する白い巨人にとっては痛恨の事態となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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