マンUのエレーラが意味深発言 「僕とファン・ハールとの間には隔たりがある」

関係は修復に向かっているのか!?

 マンチェスター・ユナイテッドのMFアンデル・エレーラは、ルイス・ファン・ハール監督との関係について意味深な発言をしている。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
 エレーラは、22日に行われたリバプールとの「ナショナル・ダービー」で先発出場した。前半14分には、巧みなスルーパスでMFフアン・マタの先制点をお膳立てした。
 序盤戦こそ出番の少なさに苦しんだものの、現在は5試合連続先発中と、指揮官の信頼を勝ち取りつつある。
 しかし、加入当初はファン・ハール監督に咤(しった)される場面が多かったという 。
「ボールを追い過ぎだと怒られていたよ。ファン・ハールはプロフェッショナルなプレーを好み、ボールを失うことを嫌う。僕はいつもボールに目を向け、ボールを受けようとしてられていた。ボールを追いかけるのではなく、待ちなさいとね」
 さらに、エレーラは指揮官との現在の関係について「僕とファン・ハールとの間には少し隔たりがある」と打ち明けた。ただし、「だけど、彼は強い個性を持ったナイスガイだよ」とも話し、その距離が埋まり始めていることもにおわせた。
 エレーラは、中盤にMFマイケル・キャリックが復帰したことで、本来の持ち味を発揮し始めている。ファン・ハール監督からの信頼を確固たるものとし、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得となるト ップ4フィニッシュに向けて闘志を燃やしている。


【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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