韓国のエースが金字塔 プレミア通算20ゴール到達でアジア人選手の歴代最多記録を更新

ソン・フンミンがクリスタル・パレス戦で決勝弾 英雄パク・チソン氏の記録を抜く

 トットナムの韓国代表FWソン・フンミンが、5日のプレミアリーグ第11節の本拠地クリスタル・パレス戦に先発フル出場し、決勝ゴールを決めて1-0勝利に貢献した。“ソニー”の愛称で親しまれるストライカーはプレミアリーグでの通算得点数を「20」に伸ばし、同胞のレジェンドであるパク・チソン氏を抜いて同リーグのアジア人選手最多得点記録を更新した。

 首位マンチェスター・シティ、2位マンチェスター・ユナイテッドに次ぐ3位のトットナムは、ここまでわずか1勝で最下位に沈むクリスタル・パレス相手に苦戦を強いられた。前半を0-0で折り返す展開のなか、均衡を打ち破ったのがソン・フンミンだった。デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンのパスを受けて左サイドを駆け上がり、左足のシュートでゴールネットを揺らした。

 2試合ぶりとなる今季2ゴール目は、節目のリーグ通算20得点目となっている。そして、同時にアジア人選手としての金字塔にもなった。データ会社「オプタ」によれば、プレミアリーグにおけるアジア人選手最多スコアラーになったという。得点ペースも非常に早く、72試合目での到達となった。

 

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