レアル英雄FWの初ゴール動画をリーガ公式が公開 「全てはここから始まった」

当時レアル史上最年少でデビューしたラウール、マドリードダービーで初得点を記録

 レアル・マドリードは5日、リーガ第11節でラス・パルマスを本拠地で迎え撃つ。「11月5日」は、100年以上に及ぶ“白い巨人”の歴史に名を刻むレジェンドがリーガ初ゴールを決めた日だ。リーガ・エスパニョーラも公式ツイッターに「全てはここから始まった」とメッセージ付きで懐かしの映像を投稿し、改めて敬意を表している。

 リーガが11月5日に合わせて紹介したのは、元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスの初ゴールだ。

 1994年、当時クラブ史上最年少でトップチームデビューを果たしたラウールは、デビュー2戦目でアトレチコ・マドリードとの“マドリードダービー”に先発出場。左サイドを駆け上がる元デンマーク代表MFミカエル・ラウドルップの動きに合わせてゴール前に走り込み、スルーパスに左足を一閃。強烈なシュートがアトレチコのゴールに突き刺さった。

 デビュー2戦目、しかもレアルのユースへ移籍する前に所属していたアトレチコ相手に初ゴールを挙げるという“大物ぶり”。17歳のラウールは満面の笑顔でピッチを走り抜けた。

 リーガ公式ツイッターが「全てはここから始まった」と綴ったように、ラウールは2010年まで在籍したレアルで公式戦通算741試合に出場し、323ゴールをマーク。このゴール数を上回るのは、現在のエースであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだけだ。のちにリーガ・エスパニョーラ公式サイトのインタビューで「初ゴールは僕のお気に入りさ」と語っており、ラウールにとっても、レアルにとっても印象的なゴールとして、これからも語り継がれていくだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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