“トップ下”香川に独紙がチーム3位タイの採点 バイエルンに敗戦も「ビルドアップ妨害」と守備評価

与えられた役割を遂行し一定の評価

 前半31分にはFWにアンドリー・ヤルモレンコの決定機をお膳立てするパスを供給するなど、劣勢の中でも存在感を示している。MFハビ・マルティネスのマークに手を焼いた後半はややトーンダウンとなったが、ボス監督から与えられた役割を忠実に遂行し、一定の評価を手にしている。

 同紙の最高評価は守護神のGKロマン・ビュルキで「2点」。攻撃の起点としてボールが集まったMFクリスティアン・プリシッチが「2.5点」だった。ワースト評価はDFエメル・トプラクの「5.5点」。4試合ゴールから遠ざかるオーバメヤンも「5点」という厳しい採点になっている。

「ルールナハリヒテン」紙も、好セーブを披露したビュルキにチームトップの「2点」を付けた。2位がプリシッチの「3点」。香川とソクラティスが「3.5点」で続いている。ビッグゲームで脆さを露呈しているトプラクは、ここでもワーストの「5.5点」だった。

 リーグ戦2連敗のドルトムントは直近4試合で1分3敗と低迷。前節首位を明け渡したのに続き、RBライプツィヒにも抜かれて3位に転落している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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