PK失敗のルーニーが後悔 2得点のマタに「譲れば良かった」

最高の夜の後悔

 マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーは22日、敵地リバプール戦でPKを失敗し、これを2得点決めていたスペイン代表MFフアン・マタに譲るべきだったと後悔した。
 この試合は、リバプール主将のMFスティーブン・ジェラードが後半開始から途中出場した、わずか38秒間で退場処分となった。その衝撃の一戦で、ルーニーの見せ場は2-1でリードした後半ロスタイムに訪れた。
 オランダ代表MFダレイ・ブリントが、ペナルティーエリア内でリバプールDFカンに倒され、PKのチャンスをつかんだ。このPKのキッカーを務めたルーニーだったが、シュートはGKシモン・ミニョレに 阻まれてしまう。
 主将は、まさかの失敗にがっかりしたが、チームは2-1で逃げ切った。5位リバプールとの勝ち点差は5に開き、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏の4位をがっちりと守った。
 ルーニーは自身のツイッターで「今夜は最高。ファンも素晴らしかった」と勝利を喜ぶ一方、「フアン・マタの偉大なゴール。ペナルティーを彼に譲ればよかった」と後悔している。
 主将が2得点を挙げていた絶好調のスペイン人司令塔にPKを譲れば、マタにとっては記念のハットトリックとなったかもしれなかった。それだけに、チームリーダーは悔いていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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