エイバル乾、2得点に絡む活躍にスペイン紙が高評価 「質を高めていたのはイヌイだけ」

2点ビハインドの苦境から、乾を中心にエイバルが同点に追いつく

 エイバルの日本代表MF乾貴士は、現地時間29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節の本拠地レバンテ戦に先発フル出場を果たし、2ゴールに絡む活躍を見せた。試合こそ2-2のドローに終わったものの、スペインのラジオ局「カデナ・セール」は乾が相手をきりきり舞いにしたことを伝えている。

 試合はレバンテに前半35分、37分と立て続けにゴールを許す苦しい展開となったが、チームの苦境を救ったのが乾だった。後半6分、ペナルティーエリア外左で乾がファウルを受けると、その位置からMFアナイツ・アルビージャが鮮やかな直接FKを叩き込む。乾は同29分、左サイド深くに攻撃参加したDFダビド・ロンバンのパスを受けると、軽やかなタッチでペナルティーエリア内に侵入。鋭いシュートこそ相手GKに阻まれたが、こぼれ球をFWシャルレスが詰めて同点に追いついた。

 ホームで勝ち点3こそ奪えなかったものの、チームを救った乾。スペイン紙「マルカ」でも3点満点中2点がつけられたなか、「カデナ・セール」でも「試合の中でライバルを混乱させるため、質を高めていたのはタカシ・イヌイだけだった」と高い評価を与えている。

 

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