ポドルスキが“警告判定”に物申す 天皇杯で小笠原らと混戦「日本での不可解な瞬間」

クォン・スンテ、小笠原との混戦 相手GKが顔を押さえて倒れ込み、警告を受ける

 J1ヴィッセル神戸は25日の天皇杯準々決勝、王者鹿島アントラーズと死闘を繰り広げ、1-1のまま迎えたPK戦の末に5-4でベスト4への切符を手にした。17大会ぶりの準決勝進出に選手、サポーターは大いに沸いたが、神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは自身のツイッターであるシーンの動画を投稿するとともに、「不可解な瞬間」と物申している。

 問題のシーンが起こったのは、スコアレスで迎えた前半43分だった。

 神戸は右サイドに走り込んだFW小川慶治朗がゴールライン際から上げたクロスがDFにブロックされ、右コーナーキックを得た。選手たちがペナルティーエリア内に集まるなか、ポドルスキはゴール前で鹿島の韓国代表GKクォン・スンテの視界を塞ぐかのように前に立ち、それを引き離そうと元日本代表MF小笠原満男が間に入ろうとする。

 木村博之主審から注意を受け、クォン・スンテは「分かった」とばかりに頷き、ポドルスキは何もしていないと主張するように両手を大きく広げた。すると、ポドルスキの腕の上にあった小笠原の右手が動いた瞬間、クォン・スンテは顔を押さえてピッチに倒れ、そしてポドルスキにはイエローカードが提示された。

 

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