W杯奪還に燃えるブラジル、1部クラブが出場国分析に全面協力 日本を“丸裸”にするのは…

ブラジル全体の力を結集、セレソンと各クラブが連携

 世界最速でロシア・ワールドカップ(W杯)本大会出場を決めたブラジル代表。南米予選で発揮した圧倒的な強さからW杯優勝候補の筆頭となっているが、ブラジルの国内リーグ各クラブが出場国のスカウティングをサポートする予定だと、地元紙「グローボ・エスポルテ」が報じている。

 セレソンは2014年の自国開催W杯ではドイツ相手に1-7の惨敗を喫するなど悪夢を味わったが、そのリベンジの場となる18年大会に向け、FWネイマールを軸にDFチアゴ・シウバ、MFカゼミーロやパウリーニョ、FWガブリエル・ジェズスら各ポジションで選手が台頭。チッチ監督の采配もハマり、南米予選で圧倒的な強さを見せた。

 個人能力の高さだけでも優勝候補最右翼だが、国全体の力を結集してライバルを“丸裸”にするようだ。同紙によれば、現在のブラジル全国リーグ1部に参加する20チーム中、フラメンゴを除く19クラブが出場国の現状分析について、ブラジルサッカー連盟(CBF)と連動して進める予定だと記されている。

 特に念の入れようが強そうなのは、3年前に屈辱を味わった相手であるドイツ。過去にトヨタカップなどの国際大会制覇を果たした、名門サンパウロFCを充てる予定だという。

 

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