「日本人として誇り」 伝統の一戦出場の長友、不思議な縁に感慨「太鼓叩いてた自分に…」 

太鼓叩きの応援役から成り上がり

 長友は明治大学時代、怪我の影響で欠場が続いた間、スタンドで太鼓を叩いて応援していた過去がある。青雲の志を抱いていた若者はそこから成り上がり、FC東京、チェゼーナ、名門インテルへと駆け上がった。今や日本を代表するサイドバックとして、確固たる地位を築き上げている。

 2010-11シーズン途中にチェゼーナからインテルに加入し、今季で在籍8年目を迎える長友は、9月16日の第4節クロトーネ戦(2-0)でインテル通算200試合出場を達成。現チームで最古参選手となったなか、自身の経験を踏まえて、感慨深そうに締めくくった。

「人生何があるか分からない。自分自身の努力を続けていく」

 数々の苦境を乗り越え、結果を残し、今もなお挑戦を続ける長友だからこそ、より説得力を持つ言葉と言えるだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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