2得点のベイルが両耳ふさぐ“怒り”のパフォーマンス

これまでブーイングの対象となっていたベイル

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが15日のホーム、レバンテ戦で2ゴールを決める活躍で、2-0の勝利に貢献した。最近の不振によりサポーターやメディアから大きな批判を集めていた男はゴール後、サポーターに怒りのパフォーマンスを見せている。

 怒涛の波状攻撃だった。前半18分、フランス代表FWカリム・ベンゼマがクロアチア代表MFルカ・モドリッチとのワンツーで抜け出し、逆サイドへクロスを上げる。すかさずポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが豪快にオーバーヘッドシュート。これは相手DFにライン上でクリアされたが、ベイルがこぼれ球に反応した。右足を豪快に振り抜くと、先制点はゴール左隅に突き刺さった。

 大歓声に包まれる中、ベイルは両手で耳をふさぎながら右コーナーポストに走り寄る。最後にコーナーフラッグを思い切り蹴飛ばした。顔面を朱に染めたベイルは歓喜よりも怒りを表現するかのようだった。

 

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