左足違和感の原口、NZ戦は「見ることになる」と欠場明言 「良い表現もしたかったので残念」

3日の練習中に張りを訴え別メニュー調整 「まだ違和感や痛みがある」

 日本代表FW原口元気(ヘルタ)は、6日の国際親善試合ニュージーランド戦の欠場を明言し、10日の同ハイチ戦についても「回復次第ですね」と現時点ではプレーできる状態にないと話した。

 原口は3日のトレーニングの冒頭で、左ハムストリングの張りを訴えて離脱。前日練習まで別メニュー調整が続いた。日本サッカー協会の発表と同じく「病院に行って検査をして、出血していなくてということしか分からないです」と、原口は自身の状態について話した。そして「まだ違和感や痛みがあるし、なければプレーしているので。その痛みがどれだけ早く引くかだと思います」と、今後の経過を見守ることになると話した。

 ヘルタではプレシーズンから満足な出場機会が与えられない状態が続いていたが、1日のブンデスリーガ第7節バイエルン・ミュンヘン戦(2-2)で今季初スタメンを勝ち取ると、ドイツ代表センターバックコンビのDFジェローム・ボアテング、DFジュシュア・キミッヒ、DFマッツ・フンメルスを鮮やかなドリブルで抜き去ってアシスト。ブンデスリーガ公式サイトでも、今節のベストアシストに選出されたばかりだった。それだけに、今回の離脱には無念の思いがあると話している。

「サッカーができないのが久しぶりなので、ちょっとつまんないですけど(苦笑)。それに、良い表現もしたかったので残念です。ただ可能性はまだあるので、それに向けてやるだけです。バイエルン戦は久しぶりにサッカーを楽しめたし、ここでもそういうプレーをしたかった。フィジカルもメンタルも良い準備ができていたと、この前の試合で証明できたので、ここでもと。とりあえず明日は見ることになるので、どんなプレーが効果的かとか、僕のポジションの選手がうまくいったプレーとか、いろいろと勉強したいと思います」

 

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