3戦連続先発落ちの本田、途中出場も不発 無言でスタジアムを去る

後半19分から出場も得点絡めず、チームも終了間際に同点弾許す

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は7日のホーム、ベローナ戦で3試合連続のスタメン落ちとなった。2-1リードの後半19分からイタリア代表MFアレッシオ・チェルチと交代でピッチに送り込まれたが、放ったシュートは1本。右サイドで豊富な運動量を示したが、見せ場を作れずに終わった。

 後半ロスタイムに相手FWニコラス・ロペスに同点弾を許すなど、チームも苦境を迎え、フィリッポ・インザーギ監督は解任危機に直面している。

 試合後、サンシーロスタジアムのミックスゾーンで本田は報道陣に会釈をすると、無言のままスタジアムを去った。

 勝ち点3を取り損ねたチームは暫定10位のまま浮上できず。背番号「10」の無言はチームの苦境、自身の3試合連続となるスタメン落ちに加え、昨年10月19日以降、ゴールとアシストから遠ざかっている現状への悔しさをにじませるような所作だった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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