日本代表、タクシー移動で“アウェーの洗礼” 仏紙「サムライ・ブルーは軽視された」

GK川島は「楽しい経験」と意に介せず

 とはいえ、日本の選手たちに大きな影響はなかったようだ。フランス1部メスに所属するGK川島永嗣のコメントも紹介しており、「楽しい経験だった。意図的かどうか分かりませんが、ストレスにはなりません」と意に介していない様子を伝えている。

 3位オーストラリアと勝ち点16で並ぶ2位サウジアラビアだが、1試合を残し得失点差で「2」上回っている。サウジアラビアにとっては絶対に落とせない一戦となるなか、第一副首相と国防大臣を兼務する同国のムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、決戦会場のキング・アブドゥラー・スポーツ・シティ(約6万人収容)に訪れたファンを全員無料で入場させるとの声明を発表するなど、国を挙げて代表チームのサポートに回っている。

 日本は“アウェーの洗礼”に負けず、決死の覚悟で臨むサウジアラビアに勝利し、最終予選の有終の美を飾れるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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