韓国代表、大一番へ懸念 エースがゴール欠乏症、地元紙「味方に害をなすパスやシュート」

イラン戦不発の原因をピッチ状況に求め物議

 ソン・フンミンは韓国代表で13年に4ゴール、14年に2ゴール、15年に9ゴール。だが、昨年はわずか1ゴールだった。昨年10月のカタール戦以来、代表で300日間ゴールのないエースに対する厳しい視線が突き刺さっている。

 代表の看板を一人で背負えるのか、韓国メディアの注目はそこにある。

「トットナムのソン・フンミンはイングランド代表FWハリー・ケイン、同MFデレ・アリ、デンマーク代表の司令塔クリスティアン・エリクセンとプレーしている。一方、代表では唯一のエースだ。彼は代表では味方に害をなすパスや強引なシュートを放ってしまう。常に厳しいマークを受けている」

 記事では、トットナムでは分散するはずのマークがソン・フンミンに集中し、そして双肩にのしかかる責任の重さに苦しんでいると指摘している。ソン・フンミンは不発に終わったイラン戦後、原因をソウルW杯競技場のピッチ状況に求めて物議を醸した。

「自分はピッチの状況に慌てたんだ。もし、このようなピッチでサッカーが上手くいくと思う人がいるなら、とても楽観的な人だろうね。サッカー経験者、もしくは慣れ親しんだ人なら、選手にとってピッチコンディションがどれだけ重要かということが分かるだろう」

 

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