オランダの英雄クライファートの愛息 バルサデビュー戦、父譲りの高難度ゴールで話題

バルサ下部組織に加入した9歳の息子シェインくん 自身インスタグラムで動画公開

 1990年代から2000年代にかけて、オランダ代表のエースストライカーとして君臨したパトリック・クライファート。現在は指導者の道を歩むとともに、将来を有望視される愛息の成長を見つめる父親としても知られている。その愛息に”バルサ初ゴール”が生まれ、大きな話題となっている。

 クライファート氏はパリ・サンジェルマン(PSG)でスポーツディレクターの任についていたが、その職を辞して現在はフリーの身だ。ただ父親以上に注目を集めているのが、9歳になった息子のシェイン・クライファートくん。世界有数の下部組織で知られるバルサのラ・マシアに加入し、現地時間3日にデビュー戦を迎えた。そのシーンが「シェイン・クライファート」名義のインスタグラムで動画としてアップロードされている。

 ひときわ小柄なシェインくんは右サイドからパスを受けると、ゴール方向に体が向ききれていない体勢ながら思い切って右足を振り抜く。鋭い弾道のシュートがゴールネットを揺さぶると、シェインくんは歓喜の声を挙げてピッチサイドへ。すると試合を見つめていた父親とともに歓喜を爆発させた。

 父親譲りの難易度高めのゴールを決める姿に、バルサ贔屓紙「スポルト」も「2017年9月3日を忘れることはないだろう」と、バルサでのデビュー戦ゴールに賛辞を送っている。

 父親はかつてブラジル代表FWリバウド、アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラとともに「トリデンテ(三叉の槍)」としてバルサの前線に君臨した。順調に成長すれば、再び「クライファート」がカンプ・ノウのピッチに立つ日が訪れそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

公式インスタグラムのスクリーンショットです●画像

 

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