本田が不敵な笑みで不安説一蹴 豪州戦出場へ強烈な自信 「右で出ると思う」

負傷で出遅れた本田だが、「僕は11人での招集でも入るつもりですけどね」

 日本代表FW本田圭佑(パチューカ)は、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦(31日)、サウジアラビア戦(9月5日)に向け、28日の日本代表のトレーニングに合流すると調整メインのメニューを消化した。今季からメキシコの高地にあるパチューカを本拠地にし、プレシーズンの負傷で出遅れたが、「僕は11人での招集でも入るつもりですけどね」としつつ、「右で出ると思う」と強烈な自信を見せた。

 本田をはじめ、香川真司(ドルトムント)、大迫勇也(ケルン)などは負傷の懸念があり、バヒド・ハリルホジッチ監督は27人を招集。試合に向けて登録外のメンバーが出ることも厭わずに多めの選手招集でリスクを避けた。その発表後に長友佑都(インテル)が負傷を訴えるなど、万全な状態ではない選手は数多い。

 そうした話題に対して本田は「僕は11人での招集でも入るつもりですけどね」と、不敵な笑みを浮かべながら不安説を一蹴した。

「(人数は)監督が決めることなので。監督が万全の状態ではないと判断しているなかで練習をしっかり見たいということかもしれない。そこで自分を見せないと試合に出られない」

 本田はあくまでも自身がレギュラーポジションを確保して、31日のW杯最終予選の大一番オーストラリア戦のピッチに立つつもりでいる。パチューカでは中央のポジションでプレーする一方、「こっち(代表)では右で出ると思う」という言葉からも感じられた。

 

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