ドルトムントからバルサ移籍のデンベレにファン反発 ユニフォームを使い怒り露わ

今季開幕後にバルサ移籍で基本合意 在籍1年でドルトムントを去る形に

 フランス代表FWウスマン・デンベレはドルトムントからバルセロナへの移籍が基本合意に達し、現地時間28日にも正式に契約が発表される予定となっている。ネイマールを手放したバルセロナにとっては待望のビッグディールとなった一方、在籍1年でクラブを去ることになったドルトムントのファンから反発が起きているようだ。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 ブラジル代表FWネイマールのバルサからパリ・サンジェルマン(PSG)への加入は、サッカー史上最高額となる2億2200万ユーロ(約290億円)もの移籍金を生み出すこととなった。バルサはこのネイマール売却益で積極的な補強策を打ち出し、デンベレを1億500万ユーロ(約135億円)にインセンティブを加えたサッカー史上2位の移籍金で加入することになった。

 ネイマールの跡を継ぐ背番号11となるデンベレだが、憤懣やるかたないのはドルトムントの愛する人々のようだ。

 デンベレは2015-16シーズンにフランスのスタッド・レンヌFCに在籍し、翌シーズンにドルトムントへと移籍。昨季32試合に出場、6ゴールの結果を残した。新シーズンに向けて、デンベレが着用した背番号7のユニフォームを購入したファンも多いなか、それを身につけるべき男はわずか1年でチームを去ってしまった。

 その怒りをぶつけるかのように、ファンたちはユニフォームで趣向を凝らした“デンベレへのディス”を行なっている。

 

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