槙野が清水戦「上手く守れた」 豪州戦、長友の代役起用に向け「ベテランらしく…」

決戦の31日オーストラリア戦に向け中3日、今回はサイドバック選出

 浦和レッズの日本代表DF槙野智章は、27日のJ1リーグ第24節での敵地清水エスパルス戦にフル出場。チームが2-1の逆転勝利を飾り、代表合流前のラストマッチで弾みをつけた。

 清水は浦和の槙野のサイドに張り出したMFミッチェル・デュークへのロングボールを多用し、マッチアップするMF菊池大介との身長差を生かした攻撃を組み立てた。槙野はセカンドボールへの反応とカバーリングに力を割く試合になったなか、CKから清水DF角田誠に競り負けて失点したものの、流れのなかでサイド突破は許さずにゲームを終えた。

 ゲームを終えた槙野は「今日は勝つことが大前提というゲームの中で、大事だったのはセカンドボール。上手く守れたと思う。まずはチームを大事にしなければいけないなかで、監督交代などもあったけれども、公式戦でも勝利を重ねて上向いている。そうしたものを整理して代表に向かっていけることについて、チームメートに感謝しないといけない」と話した。

 決戦の31日のオーストラリア戦へ向けて中3日となるが、今回はサイドバックでの選出。インテルのDF長友佑都が現地時間26日のゲームで足を痛めて自ら交代を訴えたこともあり、昨年10月に敵地で1-1の引き分けに持ち込んだオーストラリア戦で左サイドバックを務めた槙野の存在はクローズアップされる。

 バヒド・ハリルホジッチ監督が「フィジカル的な戦い」と「高さ」というキーワードをメンバー発表会見でも話しており、槙野の起用も十分に考えられる状況にある。

 

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