マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のFWロビン・ファン・ペルシーは、右足首のけがで全治1カ月と診断された。1-2で敗れたスウォンジー戦(21日・リバティスタジアム)の終盤に右足首を負傷していた。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。 今季リーグ10ゴールのチーム得点王は、スウォンジーとの試合終盤に負傷して走れない状況だった。だが、ルイス・ファン・ハール監督は交代枠を使い切っていたため、リードされた終盤を数的不利で戦わざるを得なかった。 ファン・ペルシーは試合後、足首をギプスで固定し、松葉づえ姿で敵地を去った。その後、精密検査の 結果、4試合を欠場することが決定的になった。 現在UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏ギリギリのリーグ4位につけるマンUは、ここ1カ月間でビッグゲームがめじろ押しだ。リーグ戦では3月15日に来季のCL出場権を争う勝ち点差3の7位のトットナム戦、同22日には勝ち点2差の6位リバプール戦が予定されている。 さらに、9日のFAカップ準々決勝では前回王者アーセナルと激突する。シーズンの佳境でチーム得点王を失うことは、強気な発言が目立つファン・ハール監督にとっても痛恨の事態となった。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images