中村俊輔が愛する「聖地」 偉大な守護神ブッフォンも「もう一度」とプレー切望

現役最後の今季に「衝撃的な雰囲気」を望む

「自分自身をベルナベウとカンプ・ノウでもう一度試したいと願う。オールド・トラッフォードでの特別な試合もそうだ。セルティック・パークでの衝撃的な雰囲気も経験したいんだよ」

 昨季のCL決勝で敗れたレアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドという世界屈指の名門の由緒正しき本拠地とともに、ブッフォンが名前を挙げたのはセルティックの本拠地だった。

 ブッフォンは2001年シーズンのCLグループステージ、そして2013年のCL16強でセルティックと対戦経験を持つ。2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)でイタリア代表の一員として優勝し、栄冠に彩られたキャリアを過ごしてきたブッフォンは2018年ロシアW杯を最後に現役から退くと公言している。

 今季のCLがセルティック・パークを選手として味わう最後のチャンスになることが濃厚だ。

「もう一度あの経験を味わいたいんだ。でも、現実には叶わないかもしれないね」

 ブッフォンはこう話したという。フットボール史上最も偉大な守護神をも魅了するセルティック・パーク。イタリアの絶対王者とセルティックはブッフォンの願い通りに対戦できるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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