家長への指摘に小林が「それはない」と熱く反論 「川崎で一番走り、誰よりもスプリントする」

浦和戦2得点のエース小林、アシストの家長に賛辞の言葉

 川崎フロンターレは23日、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト8第1試合で浦和レッズと対戦し、3-1と快勝した。この日2得点の活躍を披露したFW小林悠は、今季加入したMF家長昭博の重要性について熱く力説している。

 小林は前半33分、左サイドからのMF中村憲剛からのグラウンダーのクロスを左足で合わせ、ゴール左隅に流し込む先制点を奪った。しかし、2-0で迎えた後半31分、浦和FW武藤雄樹にアウェイゴールを許してしまい、チームは一気に不穏な空気に包まれることになった。

 だが、その雰囲気を打ち消すかのように、小林が再び左サイドからのクロスを高い打点で合わせるヘディング弾を突き刺し、大きな追加点を挙げた。エースにふさわしい大車輪の活躍を披露した小林だが、値千金の2得点目をアシストしたのが、家長だった。

 試合後には記者からの、家長の運動量と守備力がまだ不足しているのではないかという指摘を受けると、「いや、そんなことはないです」と、はっきりした口調で反論した。

「トラッキングデータを見ていただければ分かるかと思います。アキ君は今川崎で一番走っていますし、スプリントの回数も誰よりも多い。あれほどの選手が試合に出られない時間が続いて、苦しかったと思いますが本当に我慢して、我慢し続けてチャンスを待った結果が今につながっている」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング