浦和新体制リーグ3戦無敗キープ 悪天候で二度開始延期も…興梠2発でFC東京に勝利

FC東京にアクシデント、スコア動かず

 後半からFW前田遼一に代えてFWピーター・ウタカを送り込んだFC東京だが、アクシデントが襲った。立ち上がりの4分に室屋が右足のハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、MF永井謙佑を投入。早くも2人目の交代カードを使う事態になった。

 その後、試合は膠着状態に陥った。FC東京はDF太田宏介がキッカーを務めた精度の高いコーナーキックからゴールに迫ったが同点ゴールを挙げることはできず。浦和もカウンターから途中出場のMF矢島慎也が放ったシュートがゴールポストを直撃するなど仕留めきれない展開になったが、スコアは動かずに2-1で逃げ切った。

 浦和はペトロヴィッチ監督の契約解除から堀孝史コーチの監督昇格となる新体制発足からリーグ3戦無敗と復調気配を見せている。23日にはAFCチャンピオンズリーグ準々決勝で川崎フロンターレとの日本勢対決を控えるなど今後は過密日程が待ち構えるが、リズムを取り戻し始めた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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