新生ミランで問題視される不穏分子4人とは? 戦力外状態も思うように放出進まず

仕上げのエースFW獲得はいまだ実現せず

 彼らはいずれも契約期間が残っているうえ、年俸も決して安くないという。

 例えばバッカはマルセイユとセビージャが獲得に興味を示したが、ミランが求める金額には遠く及ばないオファーしか届かず、売れ残り状態にある。ソサには南米のクラブが興味を示すが、具体的な話には発展せず。今のままでは、クラブに不穏分子を抱えながら開幕を迎えることを余儀なくされるとしている。

 一方で、補強の仕上げであったはずのエースFW獲得は、いまだ実現していない。勢い良くスタートして移籍市場での話題をさらったミランは、ここに来て苦しんでいる模様だ。

 リーグ開幕が迫り、残り3週間を切った移籍市場において、新体制の強化部は帳尻を合わせる人材を獲得できるのだろうか。政治力から資金力に舵を切ったクラブの手腕が問われる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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