ミラノダービーでのインテル長友の地元各紙の評価は平均以下 「創造性をもたらさない」との苦言も

1紙が「5」、2紙が「55

 

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は平均点以下の「5」と厳しかった。

 

 寸評は「ミランの(サイドバック)デシリオは記録に残るほど調子が悪かった。でも、長友も車線から滑るように軌道が外れていることに気づかない。ファンタジア(創造性)を少しももたらさず、ただ深く攻め入るプレーしかなかった。大きなミスをして試合を終えた。たった1度のチャンスで、シュートも中途半端。クロスも中途半端でアッビアーティがブロックした」。01の敗北の後で厳しい内容になっている。一方、パスの成功は29回中24回。ボール奪取は2回を記録している。

 

 チーム最高点はDFラノッキアの6点。ヘルナネス、イカルディ、パラシオの45点が最低点で長友の5点はそれに次ぐ評価となった。

 

 一方、コリエレ・デロ・スポルト紙は負けた試合で平均的な55の評価だった。

 

「前半危険な攻撃があったが、その後は何もできなかった」と寸評は少なかった。最高点はGKハンダノビッチとラノッキアの6点で、最低点はイカルディの45だった。

 

 最後にトゥット・スポルト紙も55点で並んでいる。「あのサイドでミスが多い者にとって、一つの素晴らしい挑戦をした。唯一のチャンスだった。インテルの前半、彼のドリブルでデシリオを抜いたプレーは最後、アッビアーティが優秀にもブロックした。あれは見せかけだったのか……」と寸評では辛口だった。後半に攻撃面で持続性を欠いた長友に奮起を促すような内容だった。最高点はDFロランドの7点。最低はFWイカルディの5点だった。

 

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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