北朝鮮監督、日本に敗戦で「このような試練も必要」 優勝逃し表情暗く「心理的な問題でもあります」

北朝鮮のパク・ソンジン監督が試合を振り返った
アジア競技大会は10月2日に静岡県のエコパスタジアムで決勝戦が行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)が北朝鮮女子代表を相手に2-2の同点からPK戦を制して優勝した。銀メダルとなった北朝鮮のパク・ソンジン監督は、試合後の記者会見で「結果は自分たちが目標としていたものにはなりませんでした」と話した。
日本が前半32分にMF上野真実によるゴールで先制したが、ハーフタイムを挟み北朝鮮が後半24分までに2得点して逆転。ラスト5分を切った後半42分に日本はFW西尾葉音が同点ゴールを決めて延長戦にもつれ込んだ。そこでも決着がつかずに迎えたPK戦では、先攻の日本が5人全員成功させたのに対し、北朝鮮は3人目がGK大場朱羽にストップされて日本の勝利となった。
ゲームを終え、パク・ソンジン監督は「私たちが優勢に進めた時間もありましたが、結果は自分たちが目標としていたものにはなりませんでした。選手たちは先に失点した状況でも落胆することなく戦い、このような展開へ持ち込みました。今回の大会は、選手たちにとって非常に良い経験になったと思います」とコメントした。
また、銀メダルを獲得した選手たちの表情が暗かった点について質問を受けると「優勝できなかったことで残念な気持ちになっていると思いますが、それは心理的な問題でもあります。優れた選手やチームが進んでいく道には、このような試練も必要だと思います。ここで立ち止まることなく、自分たちを信じ、力強く進んでいこうということを伝えました」と話している。
アジア大会では、直近5大会のうち4大会が日本と北朝鮮の対戦となり、この日の勝利で日本が3連覇を達成している。アンダー世代では世界大会での活躍も見せている北朝鮮の女子サッカーについて、指揮官は「代表チームの選手たちがこのような国際舞台で経験を積むことは、サッカーの発展にとって非常に有益だと思います。あらゆる面で選手たちを準備し、成長させるためにも、さまざまな国際大会へ参加する必要があると考えています。私もそのために努力していきます」と話していた。
女子サッカーにおいては、U-17、U-20、フル代表と北朝鮮は日本にとってアジア最強のライバルとして君臨している。今大会も、決勝戦をPK戦に末に勝利したとはいえ、北朝鮮の強さを再認識させられる大会になったと言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)

















