中国監督、韓国に惜敗も「素晴らしい収穫」 欧州組・OAフル活用の相手に「完封することは不可能」

中国のアントニオ・プチェ監督が敗戦も…選手を称賛
アジア競技大会の男子サッカーは9月30日、大阪府の長居陸上競技場で準決勝が行われ、U-23中国代表はU-23韓国代表と対戦した。惜しくも1-2で敗れはしたものの、アントニオ・プチェ監督は「素晴らしい試合をした。欧州でプレーするような卓越した選手たちに対してマンツーマンで渡り合い、チーム対チームで戦った」と清々しい表情を見せ、「サッカー場で力尽きるのであれば、まさに今日の私たちのように全力を出し切って散るべきだ」と激闘を振り返った。
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海外組を招集し、オーバーエイジもフル活用した韓国に対し、指揮官は「90分間すべてで完封する不可能」と現実的な見方を示しつつ、規律正しい守備組織の構築を試みた。守備面だけでなく、ボールを保持した際にも手応えも語り、「決定機を作り、ポゼッションを維持し、ボールを持って非常に良い状況を何度も生み出した」と評価。「相手は我々にプレスをかけたくてもかけられず、完全に抑え込まれていた」と、強豪相手に一歩も引かない戦いぶりを称賛した。
中国で長く指導を続け、十分な経験を積んできた指揮官にとって、選手たちをA代表へと送り出すことと並び、この日のような試合を演じることが大きな目標だったという。「この会場にいる誰もが『我々にも引き分けや勝利のチャンスがあった』と感じてくれたはず」と語気を強め、「強豪との格差を縮め、互角に戦うことこそが目指すべき姿」と断言。周囲から圧倒的不利と見られていた中で、ピッチ上で互角の試合を展開できたことを「素晴らしい収穫」と高く評価した。
結果に対する悔しさは隠さないが、それ以上に指揮官の言葉からは選手たちへの深い信頼が滲む。「結果については悲しいですし、それは当然のこと」と受け止めつつ、「選手たちのパフォーマンスは非常に、本当に素晴らしかった。チームに対しては非常に誇りに思っていますし、とても満足しています」と、全力を尽くした教え子たちを力強く労った。
この先の戦いに向けて、指揮官は試合後、選手たちに「3日後にはメダルを懸けた試合がある」とすでに伝えたという。「そこでメダルを獲得できれば、私たちにとって素晴らしい大会の締めくくりになります。しっかりと回復し、顔を上げなければならない」と3位決定戦に向けて意気込んだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)

















