J2現役最年長46歳、甲府DF山本英臣がJリーグ通算600試合出場…節目の記録も「サッカー上手くないな」

初出場はジェフ市原時代の2001年
J2・ヴァンフォーレ甲府のDF山本英臣が9月26日、リーグ第8節に先発出場し、Jリーグ通算600試合出場(J1・223試合、J2・372試合、百年構想リーグ5試合)を達成した。1999年にジェフユナイテッド市原のユースからトップチームに昇格してからプロ28年目で到達した記録について「本当に自分のサッカー人生は人に助けられて、ここまで来られたと思います」と感謝した。
現在J2最年長の46歳の山本は、ジェフユナイテッド市原(現千葉)に所属していた2001年3月17日の名古屋グランパス戦でJリーグデビュー。2003年に当時J2だった甲府に加入すると、守備の要としてレギュラーに定着。足元の技術の高さを生かしたビルドアップと高い戦術眼を武器に、長年チームを牽引。サンフレッチェ広島と対戦した2022年の天皇杯決勝では、PK戦では5人目のキッカーを務めて成功し、初のメジャータイトル獲得に貢献した。
この日は3バックの中央で先発出場。DFラインのコントロールに加え、前半19分には自らボールを持ち運び前線へパスを供給するなど、45分間のプレーで持ち味を発揮した。
身長175センチというDFとしては体格に恵まれていない中、技術と高い戦術眼でたどり着いたリーグ通算600試合出場。「自分を産んでくれた両親にも感謝したいし、本当に自分のサッカー人生は人に助けられてここまでこれたので。そういう人たちのためにも長く試合に出たいなというのは、常に思っています」と振り返った。
だが自身が出場していた前半で2失点、後半にも3失点を喫し、1-5で大敗。チームも降格圏の18位に転落し、試合後にはサポーターからブーイングも飛んだ。「非常に厳しい結果」と受け止めている。
「ひとつ形(600試合出場)になったのは嬉しい反面、やっぱりサッカー上手くないなと。600試合でこういう試合をして、『まだまだ頑張れよ』って言われているような気がする。自分自身ここで満足はしてないですし、数字もあまり意識してないですけど、節目の試合になって、もっとやらなきゃいけないと思いました」
甲府の歴史を知る背番号4が、必ずチームを再び浮上させる。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)

















