屈辱の最下位…トッテナム監督に解任論浮上「将来に疑問」 巨額補強も現地報道「安っぽい」

トッテナムを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督【写真:ロイター】
トッテナムを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督【写真:ロイター】

デ・ゼルビ監督率いるチームは開幕5戦未勝利

 イングランド・プレミアリーグのトッテナムを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督の将来は危ういものとなっているようだ。現地時間9月19日に行われたプレミアリーグ第5節でアストン・ビラと対戦し、2-3で敗れた。夏の移籍市場で3億2000万ポンド(約640億円)もの巨額補強を敢行しながら開幕5試合で未勝利(2分3敗)と不振を極めており、英紙「デイリー・メール」は「デ・ゼルビ監督の将来に疑問を呈する時が来た」と伝えている。

 本拠地にアストン・ビラを迎えた一戦。序盤は素早い攻撃で脅威を与えていたものの、日本代表GK鈴木彩艶の好セーブの前に得点を奪えずにいると、前半終了間際に先制を許してしまう。後半に入っても反撃の糸口を掴めないまま連続失点を喫し、0-3とリードを広げられる苦しい展開となった。試合終盤にコナー・ギャラガーとヤン・ポール・ファン・ヘッケのゴールで2点を返したものの、反撃は及ばず2-3で敗戦を喫した。

 開幕5試合で勝ち点はわずか「2」にとどまり、低迷を続けるトッテナム。巨額を投じた補強が実を結ばず、チーム状況が改善されない現状について「3億2000万ポンドもの夏の大補強を敢行しながら、なぜかトッテナムを以前よりも安っぽく、冴えない姿に見せてしまっている」と批判している。

 さらに同紙は、0-3とされてから奪った2ゴールについても「スパーズが本気を出した時には、ヴィラはすでに今季初勝利を安全に手中に収めていた」と切り捨て、反撃が遅すぎた点に触れている。戦術的な脆さや精神的な弱さ、さらには不十分な守備フィルターの課題を次々と指摘され、デ・ゼルビ監督への風当たりは強まる一方だ。

 勝ち点を得られないまま重苦しい雰囲気が漂うトッテナムにおいて、指揮官の手腕と今後に向けた決断があらためて問われている。苦境から抜け出すための明確な回答を示せない場合、デ・ゼルビ監督の立場に対する本格的な見直しが避けられない局面へと差し掛かりそうだ。

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