大岩ジャパンの「5/23」に物足りなさ 初戦に辛勝…感じた“すれ違い”「ギャップがあった」

攻撃陣に物足りなさを感じる90分間でもあった【写真:徳原隆元】
攻撃陣に物足りなさを感じる90分間でもあった【写真:徳原隆元】

大岩ジャパンが初戦のホンコン・チャイナに2-0で勝利

 大岩剛監督率いるU-21日本代表は9月16日、アジア競技大会の初戦でホンコン・チャイナ代表と対戦し、2-0で勝利した。前半からワンサイドゲームの展開となったなかで、攻撃陣にとっては不完全燃焼の一戦になった。

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 試合序盤から日本がボールを保持し、敵陣に押し込む展開になった。ポゼッション率は「73-27」。シュート数もホンコン・チャイナの3本に対し、日本は23本を放った。しかし、枠内に飛んだのは5本だけで、前半に限れば10本中、MF石井久継が決めたゴールのみが枠内シュートだった。

 大岩監督は試合後の会見で、「前進していくところは非常によくできた」とゴール前までの過程については評価したが、「アタッキングゾーンでの自分たちのそれぞれのタスクであったり、いろんなアイデアであったり。そういうところはもっと、合わせていく必要がある」と、初戦での課題について話した。

 ホンコン・チャイナの5バックにも苦労したと認めながら、「力の使い方っていう部分では、それぞれの選手でギャップがあったのかなっていうふうに感じてます」と選手同士での“すれ違い”も痛感。次戦のキルギス戦でも同じようなシチュエーションになった場合には、「違う選択肢も持たなければいけない」と危機感も募らせた。

「2戦目も同じような状況が続くようであれば、違う選択肢も持たなければいけないですし、そういうことをチームとして統一しながら準備をしたいなというふうに思います。

 シュートが何本でしたっけ? 23本か。まだまだ、シュートシーンとチャンスクリエイトを増やしていく必要もあると思いますし、そういうところも含めて、第2戦目までに、合わせていきたいなというふうに思いますね」

 選手目線では、先制ゴールを決めた石井も前半最初のチャンスシーンをあげながら「ああいうシュートをしっかり決めないと、やっぱり難しい試合になってしまう」と指摘。インサイドハーフで先発し、キャプテンマークを巻いたMF大関友翔も「もっといじめるっていう言い方がどうかわからないんですけど、もう少しきついところに攻めても良かったかな」と攻撃での課題を口にした。

 右ウイングで先発したFW古谷柊介も不完全燃焼を認めつつ、「見てるところとか、お互いの認識は合ってるので、あとは本当にタイミングだったり、関係性を合わせていくだけかなと思います」とチームの方向性を前向きに捉えていた。

 そのなかで、ハーフタイムに指示を受けた石井は「力を抜くことも力だよと言ってくれて、それで何か自分の中のイメージというか考え方がすごい変わりました」と大岩監督からの金言を説明。「そういった面でも、今日の1試合は自分にとって、なにかいいものになった」と個人的な気づきがあったと明かす。大岩監督からの言葉や指示が選手たちに浸透する場面もあった。

 海外組4人の合流は21日以降を予定しており、第2戦のキルギス戦でも同じようなメンバー起用が予想される。大岩ジャパンは第1戦での不完全燃焼を完全燃焼につなげていけるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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