10番の重圧も「僕、大好きなので」 嫌な雰囲気を一蹴…大岩監督からの助言「イメージ変わった」

先制ゴールを決めた石井久継(写真左)【写真:徳原隆元】
先制ゴールを決めた石井久継(写真左)【写真:徳原隆元】

前半33分に先制点、10番として結果で応えた石井久継

 U-21日本代表は9月16日、32年ぶりの自国開催となったアジア競技大会の初戦でホンコン・チャイナと対戦し、2-0で勝利した。先制点を決めたMF石井久継は試合後、「まだ満足してないですし、僕たちは優勝を目指してやってる」と語り、この一戦を総括した。

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 日本は序盤から相手を押し込みながらも、なかなかシュートが枠内に飛ばない展開が続いた。それでも前半39分、石井がセカンドボールをキープしてMF大関友翔へヒールパス。大関が左サイドを突破して折り返すと、道脇豊が相手を引き付けて生まれたスペースで石井が冷静に蹴り込んだ。後半44分にはDF永野修都が追加点を奪い、2-0で初戦をものにした。

 勝利したものの、攻撃陣には不完全燃焼感も漂った。実際に前半はシュート10本のうち、枠に入ったのは石井のゴールのみ。90分では23本中、枠内シュートは5本のみと寂しい数字になった。

 石井は序盤の決定機を逃したことにも触れ、「ファーストシュートの重要性っていうのは、今日ものすごく感じました」と言及。「ああいうシュートをしっかり決めないと、やっぱり難しい試合になってしまう。そこは自分で取り返せてよかった」と、先制点以上に最初の一撃の重みを胸に刻んだ。

 ハーフタイムには大岩剛監督から「パワーを使うのはゴール前で、食いついた時に剥がすところ」「力を抜くことも力」と声をかけられ、「自分の中でのイメージというか考え方はすごい変わりました」と明かした。10番とキャプテンへの視線についても「そういうプレッシャーは僕、大好きなので」と言い切る。「1人1人の力が必要で総力戦。ひとつになって、まとまって、全部勝って優勝できればいい」と先を見据えた。

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