16歳の衝撃デビュー「驚きない」 先輩が語る凄さ…高校1年生なのに「考えられない」

鹿島戦に出場した横浜FM・近藤友喜【写真:徳原隆元】
鹿島戦に出場した横浜FM・近藤友喜【写真:徳原隆元】

横浜FMの近藤友喜「今までやってきた部分が出た、良いドリブルだったかな」

 横浜F・マリノスは8月7日、MUFGスタジアム(国立競技場)で行われたJリーグ開幕戦で鹿島アントラーズと対戦し、3-4で敗れた。惜しくも勝利にはつながらなかったが、秋春制移行の記念すべき初得点をアシストしたのはMF近藤友喜。「今までやってきた部分が出た、良いドリブルだったかな」と振り返った。

 前半7分、中盤でMF知念慶がFW鈴木優磨からボールを奪うと、右サイドの近藤へとパス。すると、近藤がファーストタッチでDF関川郁万をはがしてボックス内へと侵入し、中央に折り返す。これを16歳4か月5日で史上最年少のJ1開幕スタメンを飾ったMF三井寺眞が左足で決め、デビュー戦での初ゴールとなった。

「自分の特徴が出た、良いアシストだったかなと思います。そこが自分のストロングだし、求められていることなので。試合前から、やっぱりそういう部分を発揮しないといけないと思ってゲームに入っているので、イメージ通りだったかなと思います」

 試合後、このように語った近藤。関川をワントラップで置き去りにしたシーンは、まさに真骨頂だった。「右足で持って左足で縦に行くというのは、今まで自分が積み上げてきたものだし、そこには自信は持っているので。今までやってきた部分が出た、良いドリブルだったかなと思います」と自信を覗かせた。

 三井寺へと折り返したパスについて聞くと、「いや、最初はある程度、自分でシュートを打てるような感じはあったので、ゴールを見ていたんです」と明かした近藤。ペナルティーエリア内はしっかりと見えていたわけではなかったが、「まあ、あそこにいるのがやっぱり持ってる奴だなと思います」と語った。

「16歳、16歳って騒がれていますけど、練習からクオリティを見せていましたし、彼は元は右サイドをやっていたりもしたので、僕もライバルだと思ってやっていたので。まあ、あまり活躍したことに驚きはない感じです」

 正対したときのドリブルや、ファーストタッチは先輩から見ても光るものがあると言う。「自分が高校1年生のときだったら、スピード感とか、身体のフィジカル的な部分だったり、まあ考えられないので、本当にすごい選手だなと思います」。三井寺が大成した暁には、伝説のゴールとして語り継がれそうだ。

 そして、近藤自身も期するものがある今シーズン。「去年あまり数字を残せなかったので、一番はチームの結果もそうですし、僕自身が数字を残すことでそこにつながっていくと思うので。どんどん数字というのは求めていきたいなと思います」。悔しい思いをした百年構想リーグの経験を、プレーにぶつける。

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