22歳日本人が欧州クラブ移籍へ「プレーしたくない」 直前に試合回避…監督が明かす「彼からスマホに」

NECナイメヘンMF佐野航大がPSVに移籍か
オランダ1部NECナイメヘンに所属するMF佐野航大が、移籍交渉の進展に伴い試合への出場を辞退したことが明らかになった。現地時間8月4日、オランダメディア「NU」が報じている。
NECは同日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選のオリンピアコス戦に臨み、0-0で引き分けた。しかし、チームの原動力として活躍してきた佐野はこの一戦のメンバーから外れていた。同メディアによると、すでにPSVアイントホーフェンとNECの間で合意に達しており、移籍の決定が目前に迫っているという。佐野は試合当日に出場を辞退する意向をクラブへ伝えていた。
チームを率いるディック・シュローダー監督は、試合開始前の取材に対し、佐野から直接申し出があった舞台裏を明かした。指揮官は「彼からスマホに『少しお話しできますか?』と連絡があった。彼と話したが、プレーしたくないという意思は明確だった」と言及している。
さらにシュローダー監督は「その思いは極めてはっきりと伝わってきた。彼はプレーできる状態ではないと感じていた。睡眠不足など、さまざまな要因が重なっていたのだろう。私は極めてシンプルに対応した。本当にプレーしたくないのであれば、プレーしたいと思う別の選手を選ぶだけだ」と語り、本人の精神状態を考慮して起用を見送った理由を説明した。
佐野は今夏、ドイツ1部ホッフェンハイムへの移籍交渉が決裂した経緯がある。指揮官は「その際に、オリンピアコスとの第2戦まではチームにとどまることで合意していた。だが、それは実現しなかった」と明かし、予定より早い段階での離脱となった点に触れた。22歳の日本人MFを巡る去就は、オランダ王者への移籍という形で一気に決着へ向かうことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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