海外名門に日本人コンビがもたらす「6000万円」 W杯特需は「名誉だけでなく現実的な見返り」

W杯に出場した渡辺剛と上田綺世【写真:徳原隆元】
W杯に出場した渡辺剛と上田綺世【写真:徳原隆元】

フェイエノールトが受け取るW杯補償金

 オランダ1部フェイエノールトは、FIFA北中米共催ワールドカップ(W杯)に6選手を輩出した。日本代表に選出された2選手に対し、国際サッカー連盟(FIFA)から少なくとも約6000万円を受け取る見込みだと、地元メディア「1908NL」が報じている。

 FIFAは、W杯に出場した選手たちの所属クラブに対して、大会のために合流したところから敗退までの日数に応じた補償金が支払われる規約になっている。これは選手の出場時間によるものではなく、あくまでも拘束期間によると捉えられるものだ。

 フェイエノールトは各国の代表に6選手が選ばれてW杯のチームに合流した。敗退時期もバラバラであるものの、トータルでは「少なくとも約82万8000ユーロ(約1億5400万円)を受け取ると予想されている」とされた。そのうち日本代表のDF渡辺剛とFW上田綺世については「合わせて約32万4000ユーロ(約6040万円)の補償になると見積もられている」という。

 また、各選手に対して「W杯本大会による収入に加え、フェイエノールトは予選段階で公式の試合メンバー表に入った選手についての補償からも恩恵を受ける可能性がある。予選1試合あたり、約2070ユーロ(約39万円)が支払われる見込みだ。この場合、その時点で選手がどのクラブと契約していたかが基準となる」とされた。このため、本大会前や予選中に選手が移籍していた場合でも、試合の時点で選手が所属していたクラブには補償金が入る可能性があるという。

 記事では「最終的な補償額は、FIFAが後日決定し、支払うことになる」としている。所属チームからW杯に選手が出場することは、名誉だけでなく現実的な見返りもあることを示している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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