W杯で物議の”横断幕”が再び 南米クラブが掲出した1枚に現地注目「アルゼンチン代表と同じ」

北中米W杯で準優勝となったアルゼンチン代表【写真:ロイター】
北中米W杯で準優勝となったアルゼンチン代表【写真:ロイター】

アルゼンチン1部ティグレの選手が掲げた

 アルゼンチン1部のCAティグレは、現地時間7月21日に行われたコパ・スダメリカーナ2026のプレーオフ第1戦でナシオナル(ウルグアイ)と対戦し、3-0の快勝を収めた。敵地での大勝に沸くなか、試合後に選手たちが披露したパフォーマンスが大きな反響を呼んでいる。アルゼンチンメディア「TyCスポーツ」は「アルゼンチン代表と同じように、ティグレもマルビナス(フォークランド)諸島に関する旗を掲げた」と注目を寄せている。

 敵地モンテビデオのグラン・パルケ・セントラルで行われた一戦で、ティグレはナシオナルを相手に3-0のスコアで圧倒。試合終了のホイッスルが鳴り響いた後、選手たちはスタンドに駆けつけたサポーターの前へと向かった。そこで掲げられたのが、2026年ワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表が見せたものと全く同じデザインの特別な旗だった。

 選手たちが展開したその布には「マルビナスはアルゼンチンのものだ」と記されており、1982年に起きたアルゼンチンとイギリスによる紛争以来続く、歴史的な領有権の主張を示すものだった。サポーターはこれに呼応し、選手たちとともにイギリスを揶揄するチャントを歌い上げて歓喜を爆発させた。

 同メディアはこの旗について、カタールW杯の準決勝でイングランドを2-1で破った後にアルゼンチン代表のDFリサンドロ・マルティネスやMFジョヴァンニ・ロ・チェルソが掲げて歴史に刻まれたものと「非常に酷似している」と言及。さらに試合後の取材で旗について問われたMFレアンドロ・パレデスが「常にアルゼンチンのものだ」と言い切ったエピソードも紹介した。

 また、試合前にもティグレの選手たちは公式写真の撮影の際、W杯で好成績を収めたアルゼンチン代表への感謝を示すために別の旗を掲げていた。そこには「王者とは決して諦めない者のことだ。ありがとう、代表チーム」というメッセージが添えられていたという。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング