森保監督、日本が目指すべきは「スペインのサッカー」 W杯決勝の中継に生出演

森保監督がW杯決勝を分析【写真:徳原隆元】
森保監督がW杯決勝を分析【写真:徳原隆元】

森保監督が生中継にゲスト出演

 北中米ワールドカップ(W杯)は現地時間7月19日に決勝戦を行い、延長戦の末にスペインが1−0でアルゼンチンを破って、2010年大会以来2度目の優勝に輝いた。試合後、日本代表の森保一監督は、日本はこの試合で攻め続けていたスペインを「目指していくべき」としつつも、攻撃面だけにフォーカスすべきではないと語った。

 試合の感想を求められた森保監督は「両者のチーム作りというか、その国のフットボールが出た試合かなと思います。スペインは攻め続けることをやっていましたし、アルゼンチンは守備をしつこく頑張りながら試合をモノにしようとしていました。両者の良さを出しながらも、最後にスペインが寄り切った試合になったかなと思います」と、振り返った。

 森保監督は敗れたアルゼンチンについても、「もちろん一人少なくなったアルゼンチンはさらに苦しくなったと思いますけど、おそらく延長に入るまでシュートゼロできて、メンタル的に普通のチームはもたないと思います。それを我慢強く、粘り強く戦いながら、最後にワンチャンスをものにしようというところ。意思統一しながら、駆け引きをしながら、相手を崩していくというのは、本当に彼ららしい戦い方をやりきったと思います」と、戦いぶりを称えた。

 それでも「日本が目指すべきところとしては、スペインのサッカー。技術力を発揮していく部分は間違いなく日本にあっているかなと思います」と、再び世界一に輝いたスペインが、日本の理想とした。「ただ、ポゼッション、うまさだけフォーカスするのがスペインのサッカーかというと全然違います。失点1で来ている要因は攻め続けている時のリスク管理。後半、アルゼンチンがワンチャンス狙いのところカウンタープレスとリスク管理でほぼ止めています。守備のところもやれて、切り替えでもハードワークをして、相手の攻撃の芽を摘む。基本的な局面局面の地味なことをやったうえでの技術力を日本も目指していくべきかなと思います」と、森保監督は華麗なパスワークだけを求めるのではなく、根本にあるものにも目を向けてほしいと訴えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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