トランプ大統領に大ブーイング W杯決勝に登場で異変…米メディア糾弾「音楽をかき消すほど」

ドナルド・トランプ大統領に大ブーイング【写真:ロイター】
ドナルド・トランプ大統領に大ブーイング【写真:ロイター】

トランプ大統領がニュージャージー・スタジアムで行われたW杯決勝の表彰式に参加

 アメリカのドナルド・トランプ大統領は現地時間7月19日、ニュージャージー・スタジアムで行われたワールドカップ(W杯)決勝のスペイン代表対アルゼンチン代表戦を観戦し、試合後の表彰式に参加した。米メディア「ジ・アスレチック」は、ピッチに登場した際に大観衆から拒絶された場面に注目し、「音楽をかき消すほどのブーイングと指笛が始まった」と報じた。

 試合はスペインが1-0でアルゼンチンを下して優勝を飾った。トランプ大統領はFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長とともにスイートルームで試合を観戦したのち、試合後のトロフィー授与式に参加するためピッチへ姿を現した。観衆へ向かって手を振ったものの、カメラが大統領を映し出すと、スタジアムのファンからは激しいブーイングが巻き起こった。

 同メディアは、トランプ大統領がピッチへ足を踏み入れた際の異様な雰囲気をレポート。「音楽をかき消すほどのブーイングと指笛が始まった」と綴り、「テレビ中継でも聞こえたが、スタジアム内ではさらに大きな音だった」と伝えている。一方で、試合前の米国国歌斉唱の直前と直後にビジョンへ映し出された際には、それほど大きな反応は起きなかったことにも触れている。

 また記事では、スタジアム周辺の地域性や、サッカーファンにリベラル層が多い傾向があることを指摘している。大統領の来場に伴って地元の活動家たちが抗議活動を組織し、スタジアムへ向かうファンに特製のレッドカードを配布していたことにも言及。インファンティーノ会長との友好関係から大会の重要人物として扱われた大統領だが、決勝戦への訪問は大きな波紋を広げていた。

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