森保監督が選んだ「This is WORLD CUP」 W杯決勝を分析…勝負の鍵は「間のところ」

前半5分に起きたヤマルのシュートからメッシのカウンターに言及
北中米ワールドカップ(W杯)は現地時間7月19日に大会最終日を迎え、スペイン代表とアルゼンチン代表が決勝戦で激突した。ハーフタイムの中継に登場した森保一監督は、頂点を争う両チームの戦いぶりについて「世界のスケールの大きさを感じている。W杯は世界中の人たちが見る中で、世界はつながっているというメッセージが素晴らしい」と語り、世界最高峰の舞台に熱視線を送った。
前半の45分間を終えた時点での戦況について、指揮官は「両方ともそれぞれ良さは出しているが、様子見でギアを上げきっていない部分がある」と冷静に分析した。決勝戦という独特の緊張感の中で「落ち着いて試合を進めることと、やろうとすることを表現しながらやるのは表現できている」と両チームの戦いぶりを評価しつつ、「普段通りをどれだけ出せるかはすごく大きなポイント」と大舞台における平常心の重要性を説いた。
静かな立ち上がりを見せた中でも、森保監督は前半5分に起きた激しい攻防を「This is WORLD CUP」として注目。スペインのFWラミン・ヤマルが攻め込んでシュートまで持ち込んだ直後、今度はアルゼンチンのFWリオネル・メッシがすぐさまカウンターを発動させたシーンを取り上げ、「攻守が一瞬で入れ替わるのが世界レベル」と、世界のトップ・オブ・トップが示すプレーの連続性に称賛の言葉を送った。
この一連のプレーには、現代サッカーにおいて勝敗を分ける重要な要素が詰まっている。「相手の攻撃をしっかり止めないといけないし、守備は守備だけでなく攻撃につながる。攻めている時も守備の準備をしなければいけないのが表れている」と指摘。攻撃と守備が分断されるのではなく、シームレスにつながっている状況に感銘を受けた様子を見せた。
さらに指揮官は、このトップレベルの戦いから得られる教訓を言葉にしている。「基本的には攻撃と守備のコンセプトを持つのが大切」と前置きした上で、「守備から攻撃、攻撃から守備の局面、その間のところが試合を決める大きなポイントになる」と強調。攻守が切り替わる「その間のところ」の質こそが、激戦を制する最大の鍵になるとの認識を示して締めくくった。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















