W杯敗戦で「妻に慰められた」 代表OBが見せた感情の”高低差”に現地注目「動揺している」

ベッカムはイングランド×アルゼンチン戦を観戦
元イングランド代表デイビッド・ベッカム氏は、北中米共催ワールドカップ(W杯)で母国の戦いに一喜一憂する姿が常にカメラに映し出されてきた。英公共放送「BBC」では、準決勝でアルゼンチン代表に敗れて落胆するところを、妻のヴィクトリア・ベッカム氏に慰められるシーンを特集した。
ベッカム氏は昨年11月にナイトの爵位を叙勲し、”サー”・デイビッド・ベッカムとなった。かつてイングランド代表のキャプテンを務めたベッカムは、今も世界のサッカー界で最もよく知られた人物であり、「大会中、イングランドがゴールを決めるたびに、家族に囲まれたサー・デイビッドが熱狂的に喜ぶ姿が、すぐに中継映像で映し出されることが多かった」とされた。
そして、準決勝の相手は自身が1998年フランスW杯で相手MFディエゴ・シメオネの挑発に乗って蹴り飛ばしてしまい退場処分を受け、2002年日韓W杯では決勝PKを決めた因縁のアルゼンチンだった。運命の巡り合わせのように、ディエゴの息子ジュリアーノ・シメオネがアルゼンチン代表の一員で出場した試合で、イングランドの先制ゴール後には大きな歓喜が起こり、ヴィクトリアが飛び跳ねて夫を抱きしめる姿も見られた。
準々決勝のノルウェー代表戦で決勝ゴールの際に喜びが控えめだった元スパイス・ガールズの妻はイングランドでネットミームの的になっていたが、元イングランド代表キャプテンは「彼女は内心では喜んでいたんだ。約束するよ」とコメントしていた。
しかし、試合は後半40分から2点を奪われての逆転負けになった。敗戦後のベッカム氏は「同じく動揺しているように見えた妻に慰められていた」とされた。インスタグラムには「私たち全員にとって胸が張り裂けるような結果だ。でも、心を動かし、永遠に残る思い出でもある。このW杯で私たちに与えてくれたものに対し、チーム、ファン、そして国に感謝します」と投稿した。
現在のベッカム氏は、米メジャーリーグ・サッカー(MLS)で、アルゼンチンのスーパースターであるFWリオネル・メッシが所属するインテル・マイアミの共同オーナーを務めている。アメリカサッカーの注目度を高めることに貢献している中で、所属選手に母国が60年ぶりに世界の頂点を目指した決勝進出を阻まれる結果にもなっていた。




















