エンバペ完封の19歳「難しい試合になるのは分かっていた」 ヤマルに劣らぬスペインの10代スター

キリアン・エンバペを完封した19歳のパウ・クバルシ【写真:徳原隆元】
キリアン・エンバペを完封した19歳のパウ・クバルシ【写真:徳原隆元】

19歳のパウ・クバルシがフランス攻撃陣を完封

 スペイン代表が2010年以来の頂点に王手をかけた。北中米共催ワールドカップ(W杯)は7月14日に準決勝が行われ、スペインがフランス代表に2-0で勝利した。試合後に19歳のDFパウ・クバルシは「今はチーム全員が戦った準決勝の内容にとても満足しています」と話した。

 スペインは前半22分にFWラミン・ヤマルが獲得したPKをFWミケル・オヤルサバルが決めて先制。フランスを封じ込めながらゲームをコントロールし、後半13分にはDFペドロ・ポロがMFダニ・オルモとのワンツーでペナルティーエリア内まで侵入。GKとの1対1になると冷静にニアサイドを抜いて追加点を奪った。

 FWキリアン・エンバペが8得点、FWウスマン・デンベレが5得点するなど強力な攻撃陣を擁するフランスに猛攻を仕掛けるような時間を与えなかった。センターバックとしてエムバペを封殺したと言えるクバルシは「非常に難しい試合になることは分かっていましたし、彼らには素晴らしい選手たちが揃っていますが、僕たちにも素晴らしい選手がいると思っています。僕たちは大きな家族のようなもので、90分間互いに助け合い、かつてないほどプレスをかけました。素晴らしい試合になり、チーム全員の働きを誇りに思っています」と振り返った。

 準々決勝のベルギー代表戦では決勝ゴールにつながるミドルシュートを放つなど、機を見た攻撃参加も仕掛けてきた。今大会のスペインではFWラミン・ヤマルが10代のスターとして注目を集めるが、クバルシの存在感も全く引けを取らない。

 決勝戦ではFWリオネル・メッシを擁するアルゼンチン代表か、FWハリー・ケインを擁するイングランド代表との対決になる。いずれにしても強烈な相手との試合が続くが、クバルシは「数日間はしっかり休んで、決勝戦が来るのを心待ちにしたいです。運も味方につけて、優勝カップを家に持ち帰れるように全力を尽くします」と、先を見据えた。

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