三浦知良、国立競技場で「還暦マッチ」 Jリーグ初のダブルヘッダー…異例実現のワケ

福島の三浦知良【写真:徳原隆元】
福島の三浦知良【写真:徳原隆元】

2024年から続く福島と川崎の強固な協力関係から生まれた

 J3の福島ユナイテッドFCに所属するFW三浦知良(カズ)の「還暦マッチ」が来年2月27日、東京・国立競技場で行われる。福島は7月14日、2026-27シーズン第24節のツエーゲン金沢戦をMUFG国立競技場で開催すると発表。2月26日に60歳の誕生日を迎えるカズにとっては、還暦初試合となる。

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 試合はJリーグ初の「ダブルヘッダー」として行われる。同日にはJ1の川崎フロンターレ対FC町田ゼルビアが予定されており、福島のホームゲームとして第2試合を実施。キックオフ時間やチケット販売など詳細は後日発表されるという。

 異例のダブルホームゲームは、2024年から続く福島と川崎の強固な協力関係から生まれた。2月末は積雪の関係で地元でのホームゲーム開催が難しい福島が、業務提携を結ぶ川崎のホーム戦に「相乗り」した形になる。

 日本サッカーの「聖地」は、カズにとっても特別な場所。日本代表戦やJリーグ開幕戦などで数々の伝説を作ってきた。JFL鈴鹿ポイントゲッターズ時代の2022年には、クリアソン新宿とのリーグ戦で11年ぶりに国立登場。今回出場すれば、5年ぶりの国立でのプレーとなる。

 J2昇格を目座す福島にとっては大事な公式戦。カズが出場するかは微妙だが、日本サッカーの「聖地」が祝祭ムードに包まれるのは確実だ。クラブの小山淳CEOも「還暦を迎える三浦知良選手とともに挑戦し続ける福島の姿を発信することで、これまでのご支援の感謝を日本中、世界中に届けたい」とコメントした。

 単身ブラジルに渡ってプロになり、1990年に帰国して日本代表の急成長、Jリーグの成功に大きく貢献したカズ。2月27日、国立競技場が盛大な還暦パーティーの会場になる。

(荻島弘一/ Hirokazu Ogishima)



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荻島弘一

おぎしま・ひろかず/1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者として五輪競技を担当。サッカーは日本リーグ時代からJリーグ発足、日本代表などを取材する。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰。20年に同新聞社を退社。

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