イングランド代表の「過酷な旅」 圧倒的な移動距離…英懸念「大きく不利な状況にある」

イングランド代表はW杯準決勝でアルゼンチン代表と対戦する
イングランド代表は、北中米ワールドカップ(W杯)で準決勝に駒を進めた。英紙「ザ・サン」は現地時間7月13日、3か国共同開催となっている今大会における各国の移動状況を分析し、「これまでのところ今大会のどのチームよりも最も過酷なものになっている」と伝えている。
今大会のイングランドは、ダラスで行われた初戦のクロアチア戦から「過酷な旅」が始まった。決勝トーナメントに入るとアトランタでコンゴ民主共和国と対戦し、続く試合ではアステカで共同開催国のメキシコを撃破。そしてマイアミで行われた準々決勝のノルウェー戦に2-1で勝利した。準決勝のアルゼンチン戦を戦うためにチームは再びアトランタへ向かうことになり、これまでの総移動距離は1万4000マイル(2万2530キロ)を超えている。
記事内では、他国との移動距離の違いを指摘している。ベースキャンプ地は次戦の相手であるアルゼンチンと同じカンザスシティに置いているが、アルゼンチンの移動距離は6000マイル(9656キロ)にとどまっている。フランスに至っては、主に東海岸に滞在しているため2000マイル(3218キロ)未満となっており、「驚愕の移動距離」を記録しているイングランドは「ほかの準決勝進出チームと比較して大きく不利な状況にある」と論評した。
3か国16都市で開催され、出場枠が48チームに拡大された今大会では、ある程度の長距離移動は避けられない。それでもイングランドが記録した数字は、2010年大会以降に出場したどのチームよりも多いという。半径43マイル以内で開催された前回のカタール大会とは対照的な環境のなか、イングランドはアルゼンチンとの大一番へ臨む。
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