ノルウェー代表FWのパートナーに「崖から飛び降りろ」 SNSに脅迫殺到の事態「批判を超えている」

ノルウェー代表FWセルロートのパートナーにまで誹謗中傷
ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートを取り巻く大騒動について、現地時間7月13日にアルゼンチンメディア「TyCスポーツ」が報じた。北中米ワールドカップ(W杯)準々決勝のイングランド代表戦に敗れたなか、試合中の判断をめぐって同選手のパートナーに脅迫が殺到。同メディアは「崖から飛び降りろ」などの過激なメッセージが送られている事態を伝えている。
問題の場面は、ノルウェーが1-0でリードして迎えた前半44分だった。スルーパスを受けて抜け出したセルロートは、FWアーリング・ハーランドとともに数的優位の状況を作り出す。多くの人がフリーのハーランドへのパスを期待したが、セルロートはパスを出さずに自ら突破を図った。シュートは相手DFにブロックされて得点には至らず、直後に同点ゴールを許したチームは最終的に大会から姿を消すことになった。
このプレー選択が、母国で激しい怒りを買った。しかし、その矛先は選手本人だけでなく家族にも向けられている。「TyCスポーツ」は「その後起こったことは、合理的なスポーツへの批判をはるかに超えている」と指摘。パートナーのレナ・セルネスさんのSNSアカウントに対して、「選手に自殺を促す」ような書き込みや、国外退去とともに「崖から飛び降りろ」と要求する脅迫メッセージが押し寄せたことを紹介している。

パートナーが法的措置を取ることを発表するなか、ノルウェー代表を率いるストーレ・ソルバッケン監督もこの騒動を「悲劇的だ」と嘆いているという。大舞台でのワンプレーが引き起こした異例の事態は、多方面へ波紋を広げている。
page1 page2



















