U-21チームは「4年間を目処に強化」 J側の“意図”に言及…浦和担当者「見極めが重要なタスク」

浦和の強化担当・宇賀神友弥氏が会見でコメント
浦和レッズは7月5日に新体制発表の記者会見を行った。U-21チームに関しての会見で、強化担当の宇賀神友弥氏は「Jリーグとしても4年間をなんとしても確実に、という話をまずいただいています」として、「サッカーだけでなく、人としての育成というところは重視していきたい」と話した。
Jリーグでは今季からU-21リーグが発足する。各クラブの21歳以下の選手と、24歳以下の選手に認められるオーバーエイジ枠の中でチームが構成される。浦和もこのカテゴリーに参加することが発表され、百年構想リーグでトップチームの暫定監督も務めた田中達也監督が就任し、強化部門としてOBの宇賀神氏があたる。
このリーグのレギュレーションや運営について宇賀神氏は「初年度に関しては、ユースに所属している選手が中心になってくる」としたうえで、「U-21リーグが発足する中で、一つ論点となったところが、以前やっていたエリートリーグというところでした。なかなかレギュレーションがうまくいかずに2年で終わってしまったというところがあったので、Jリーグとしても、4年間をなんとしても確実に、という話をまずいただいています。自分たちも、その4年間というところを目処に強化していければなと思っています」と話した。
そのうえで「今の高校3年生に関してはプロ契約する選手も出てくると思います。2年後、3年後に関しては、そういった選手の育成とともに、他クラブからの移籍もあるでしょうし、ユースからの昇格、ユースからのプロ契約選手というのを、少し狭きものにしていければなとは思っています」と指摘。「本来、大学に行って育って帰ってきてもらう選手というのは、一度外に出ていってしまうと、4年間が原則として外で育っていくことになると思うので、そういう選手の見極めというのが、自分たちにとっても重要なタスクなんじゃないかなと思っています」と語っている。
また、大学サッカーとの住み分けについて宇賀神氏は「他のクラブさんは、おそらくJリーグの試合に出ることができなかった選手がオーバーエイジ枠を使って出てくるんじゃないかなと想定しています」と見たうえで、「そういったレベルの高い選手たちと日頃試合ができるというところが、大学との住み分けにはなるかなとは思っています。やっぱり社会性というところは非常に重要だと思うので、サッカーだけでなく、人としての育成というところは重視していきたいなと思っています」と明かした。
今後の日本サッカーの育成や、シーズン移行により学生とカレンダーが変わるなかで間をつなぐ存在としてもカギを握る可能性のあるU-21リーグ。今後、どうなっていくのか注目される。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



















